「給与」とは「労働力の再生産のために必要な経費」である

 

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なんか難しいタイトルですが、

今朝通勤中に目から鱗だった話。

 

 

 


最近Voicyを聞いています

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Voicyとは、ネットラジオ配信サービスで

インフルエンサーが色々なラジオ番組を配信してます。

各話は10分くらいなので聞きやすい。

 

イケハヤさん、はあちゅうさん、など

主に「自分ブランド」を確立しているブロガー、インフルエンサーが多く配信しています。

 

そして最近聞き始めたのが、

サウザーさんによる「青雲の誓い」。

 

会社員をターゲットにして、

「会社に縛られず好きなことをして楽しく生きていく」

を実現するための考え方や労働に関するアレコレについて、

しゃべられています。

 

今日時点で200話弱あって、私はまだ4話なんですが

今日通勤中に聞いた内容が

目から鱗!だったので紹介します。

 

(とはいえ彼の持論ではなく、有名なマルクスの話なんですが。)

 


「労働力の再生産」とは

 

給与とは何か、という問いについて

マルクス資本論を紹介しています。

 

「賃金とは労働力の再生産にかかる経費である」

 

ん?「労働力の再生産」ってどういうこと?

 

と、私は思いました。皆さん知ってますか?

 

資本家(経営者)は労働力を使って利益を出しています。

労働力を提供するのは労働者なので、

労働力を手に入れるために労働者に

お金(賃金)を払います。

 

労働者は毎日決まった時間に会社にきて、

決まった時間労働します。

 

1日労働すると疲れるので、

帰ってご飯を食べて、お風呂に入って、

仕事に着る服を洗濯して、

時には飲みに行ったり遊びに行って、夜寝て、

また朝には会社に行き、労働します。

 

1日労働をしてなくなった労働力が、

ご飯、遊び、睡眠を経てまた復活する。

 

これが労働力の再生産。


賃金とは?

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この「ご飯、遊び、睡眠、諸々=再生産」に

必要なお金が、賃金だというわけです。

 

このお金でご飯を食べて、寝床を確保し、

ストレスが溜まればたまには遊びに行って、

そうしてまた明日も健康な状態で労働力を提供してもらう。

 

それが賃金。

これを聞いて水をかけられたような気分になりました。

 


給与=成果?

私は人事として働いているので、

階級別に設定された給与・役職手当・単身赴任手当

子ども手当など自分の会社の給与体系については

全部頭に入ってるし、人事考課の時期になると

「この人は頑張ってるしそろそろ昇給しても良いのでは?」

と上司に提言したりもします。

 

私は「給与=その人の市場価値・その人が生み出す利益」

とずっと思ってたんですが、このマルクスの話を聞いて

その考えがガラっと変わってしまいました。

 

たとえば、会社の営業として

何千万円の利益を稼ぎ出す人に対して、

ボーナスが増額されたり、報奨金を出したりはあるだろうけど

会社がその何千万円をそっくりそのまま本人に

渡すということはないわけで。

 

逆に社内ニートと呼ばれる

会社にきてとくに何もせずネットサーフィンしてる人たちにも、

一定の給料は毎月支払われます。

となると、給与=市場価値・生み出す利益

は成り立たないなあ。

 

このように「労働力」という商品を売る働き方をする場合、

「労働力の再生産費」以上のお金を得るのはなかなか難しい。

労働者に成果をそのまま支払ったら、会社に利益出ませんもんね。

 

転職で年収アップするケースもあるけど、

結局はそれも「労働力の再生産費」なので、

今日も明日も働いて寝て、を繰り返す人生。

 

それでも時々外食したり旅行したりできるし、

それはそれで悪くない、と思えば全く問題ありません。

 

さて私はどうしよう。

(まとまらない)

 

 

ワンオペ妻は夫婦2人分の労働力の再生産を行っている

 

 

ということを記事に書いていたら、

イムリーに愛読しているブログのみゆきさんが

「ワンオペ育児」の問題を「労働力の再生産」と絡めて

書かれていました。

 

workingmothersurvival.com

 

それが論理的・的確すぎてさっきポロリと落ちた鱗、

追加でボロボロ落ちました。おすすめ記事。

 

 

 

 

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